■みなさまは、いつ歯医者に行こうと考えますか?

来院された方にお聞きしますと、歯がしみて物が食べにくくなった時など、お口に違和感を覚えた時に歯医者に行くことを考える方が多いようです。
そうなってから来院された場合、ある程度進行した虫歯だった場合は、残念ながら歯を「削る」といった治療を行わなくてはならなくなります。
一度削った歯は元に戻りません。そうなる前に、私たちと一緒にお口の健康を考えてみませんか?
健康じゃない歯

■健康な歯は、正しい知識と正しい行動から

虫歯については原因と発生のメカニズムがほぼ解明されています。正しい予防方法を知っていただければ、虫歯を防げたり進行を大幅に遅らせることができます。
食習慣、ブラッシング、その他の生活習慣によっても変わってくるので「自分は虫歯になりやすいな」と思う方は今までの生活を見直してみませんか?良くなる所があるかもしれません。
健康な歯
当医院では、「予防歯科」として、ご来院された方の歯の健康をケアし、虫歯にならないための指導を行っています。

■虫歯になりにくい歯にするために。

①正しいブラッシングや補助器具の使い方を身につけましょう
補助器具

お口の状態に応じた歯ブラシの使用方法や、フロス(糸ようじ),歯間ブラシ,タフトブラシなどの補助器具の使用方法を知ることにより、効果的なプラーク(食べのこし)の除去をする事ができます。
使用方法については、歯科医師にご相談ください。

②フッ素などを使用して強い歯を作りましょう。
補助器具

フッ素やリカルデントを使用する事で、より虫歯にかかりにくい状態を作ることが出来ます。また、キシリトールを食後に摂取することによって、虫歯菌の出す酸の産生を減らすことができます。

③虫歯の原因はひとそれぞれ、あなたのお口の特徴を調べましょう。(唾液検査)
あまり知られてはいませんが、虫歯の原因は人それぞれ異なっています。
カエスの3つの輪

この3つの項目は個人差があります。この組み合わせと、時間的要因によって虫歯は発生していきます。唾液を取って調べる検査(つばを取るだけなので痛みはありません)を行うと、虫歯菌の量、唾液の出やすさ、唾液の中和力、それぞれ多いのか少ないのかがわかります。
強みの所はそれを生かした予防、弱みの所はそれを補う予防をしていけぱ、人それぞれにあった効率的な予防をしていくことができます。
①~③のうち、改善できる点を探して、診断ソフトを使用したコンピューター上でシュミレーションしていくと、虫歯にならない可能性がどれくらい上がるのか、数値化してお伝えする事ができます。

④定期的なメンテナンスを受けましょう。
クリーニングにより虫歯菌の数を減らし、虫歯にかかるリスクを減らすことができます。
一度減った虫歯菌は、時間がたつと再度増えはじめてきます。そのサイクルには個人差がありますが、3~6ヶ月位でクリーニングを受けることにより虫歯菌が減った状態を保ち続けることができるので、虫歯と歯周病のリスクが低い状態を作っていくことができます。
しろせ歯科クリニックは、あなたのお口の健康を守るパートナーです。
お姉さん

当医院では、「予防歯科」として、みなさまが虫歯や歯周病にならないようにケアを行っています。
来院していただいて、私どもと一緒にケアしていく方法もありますが、ご家庭で出来るセルフケアについても指導させていただいております。お気軽にご相談ください。